メディカルサポネット 編集部からのコメント総務省が公表した「就業構造基本調査」によると、去年の10月の段階で、介護をしている人は全国で629万人、そのうち仕事で働きながら介護をしている、いわゆるビジネスケアラーは365万人となっています。前回2017年の調査と比べてビジネスケアラーも介護離職者も増えており、特に介護離職者は直近1年で10万6000人となっていて、雇用主側企業の対応が求められています。 |
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総務省が先月に公表した2022年の「就業構造基本調査」の結果 − 。昨年10月時点で親などの介護をしている人は629万人おり、そのうち仕事をしている人は365万人だと報告されている。【Joint編集部】
前回の2017年調査と比較して、介護をしている労働者は5.3%(18万人)増加した。また、いわゆる「介護離職」に至った人が増えていることも分かった。
調査結果によると、就労の有無に関わらず介護をしている人は男性が234万人、女性が395万人。働きながら介護をする男性は157万人(2017年比5万人増)、女性は208万人(同13万人増)となっている。
また、直近1年間で介護・看護のために離職した人は10万6000人。2017年調査から7000人増えており、「介護離職」の問題が改善に向かっていない現状が改めて浮き彫りになっている。
この調査は全国の約108万人を対象として昨年10月に行われたもの。総務省は1956年から調査を実施してきており、1982年以降は5年ごとに行っている。
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出典: JOINT
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