メディカルサポネット 編集部からのコメント介護支援専門員(ケアマネジャー)の法定研修が、来年度から変わります。ケアマネに求められる役割が、地域共生や高齢者権利擁護、適切なケアマネジメント手法についてなど、広がってきたことが背景にあります。 厚生労働省は法定研修の実施要項とガイドラインの見直しを「介護保険最新情報」を通じて事業所など現場に広く通知しました。 |
《 介護保険最新情報Vol.1143、Vol.1144 》
厚生労働省は17日、介護支援専門員の法定研修の実施要綱とガイドラインの見直しを通知した。【Joint編集部】
法定研修のカリキュラムを改める来年度から適用する。その変更内容を実施要綱とガイドラインにも反映させた格好だ。
介護保険最新情報のVol.1143、Vol.1144で現場の関係者に広く周知している。
今回の法定研修の見直しは、社会情勢の変化とともにケアマネジャーに求められる役割・能力が拡がったこと、関連する各分野の制度・施策が改正されていることなどを踏まえたもの。厚労省は見直しのポイントとして、
○ 地域共生社会の実現に関する内容の充実
○ 高齢者の権利擁護・意思決定支援に関する内容の充実
○ 適切なケアマネジメント手法に関する内容の追加
などをあげている。
一方で、カリキュラム全体の時間数が増えてケアマネに過度な負担がかからないよう、既存科目の時間配分も調整したという。実務研修、更新研修、主任研修など一連の法定研修が見直しの対象となる。
出典: JOINT
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