文/メディカルサポネット編集部
本日3月24日、看護師国家試験の合格者が発表されました。
2023年の出願者数は総計64,704人、受験者数は64,051人、合格者数は58,152人、合格率は90.8%でした。
試験は2月12日に行われました。
第112回看護師国家試験では、午後問題第35問と午後問題第95問が採点除外等の取扱いとなりました。
去年の111回と比べて、全体での合格率はほぼ変わりませんでした。
図表1:2023年保健師、助産師、看護師国家試験合格者内訳 新卒と全体
出典:厚生労働省(第109回保健師国家試験、第106回助産師国家試験及び第112回看護師国家試験の合格発表)
合格基準は以下の通りです。
第112回看護師国家試験の合格基準
必修問題及び一般問題を1問1点、状況設定問題を1問2点とし、
次の①~②の全てを満たす者を合格とする。
(1) |
必修問題 |
40点以上/ 50点 |
(2) |
一般問題 |
152点以上/249点 |
<合格者に必要な手続>
看護師国家試験に合格しただけでは、看護師免許は取得できません。
免許申請をすぐに行い、厚生労働省で管理する有資格者の籍簿に登録される必要があります。登録前に業務に従事すると、行政処分の対象になるので注意しましょう。
看護師免許申請手続は、受験者住所地の保健所(一部県では県庁)に書類提出してください。特定の指定日があるわけでなく、業務時間内ならいつでも可能です。
1. 看護師免許申請書
2. 発行日が1カ月以内の診断書
3. 本籍が記載され個人番号が記載されていない住民票、または戸籍謄本、戸籍抄本
4. 9千円分の収入印紙(申請書に張る)
5. (希望者のみ)登録済み証明書用63円の葉書。免許証が申請者に届くまで2~3カ月かかるので、その間に証明の必要がある場合はこちらを利用します。追加で290円の切手を持っていくと速達にもできます。
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