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2022.12.16
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後期高齢者の医療保険料 2024年度から段階的に引き上げ 厚労省 75歳以上の40%が対象

メディカルサポネット 編集部からのコメント

厚生労働省は15日、開かれた社会保障審議会・医療保険部会で、75歳以上が加入する「後期高齢者医療制度」の見直し案を提案し、大筋で了承を得ました。見直し案では、後期高齢者全体の約40%が該当する「年収153万円以上」の高齢者の保険料を2024年度から段階的に引き上げることになります。 

 

 

《 厚労省 》

     

75歳以上が加入する「後期高齢者医療制度」をめぐり、厚生労働省は15日に今後の見直しの内容を決めた。【Joint編集部】

 

低所得者に配慮しつつ、年収が一定以上の高齢者の保険料を2024年度から段階的に引き上げる。対象は年収153万円以上。後期高齢者全体の約40%が該当する。

 

厚労省はこうした見直し案を、15日の社会保障審議会・医療保険部会で提案。委員から大筋で了承を得た。今後、来年の通常国会に関連法の改正案を提出する方針だ。

 

個々の支払い能力に応じた負担を求めることで、膨張する医療費を全世代で公平に支え合う性格を強める狙い。こうした理念のもとで、「出産育児一時金」の費用の一部を後期高齢者に負担してもらう仕組みを、2024年度から新たに導入することも決定した。

 

後期高齢者の高所得者の場合、現行で66万円に設定されている保険料の年間の上限額が、2024年度から段階的に80万円まで引き上げられる。それ以外の年収153万円以上の人も、同じく2024年度から段階的に保険料が増額される。

   

  

 出典:JOINT

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