メディカルサポネット 編集部からのコメント厚生労働省は、高齢者施設での新型コロナウイルスクラスター感染発生件数が、直近8週連続で増加していると発表しました。14日の発表を基に作成されたグラフでは10月17日からクラスター感染が明らかに増えており、第7波発生時と似た形になっています。 1週間の報告数は2週連続で700件を上回り、加藤厚生労働相は、オミクロン対応ワクチン接種・マスク手洗い・3密の回避・換気といった基本的な対策を徹底するよう呼びかけました。 |
《 加藤勝信厚生労働相(2022年10月撮影)》
厚生労働省は14日、全国の高齢者施設でこれまでに発生した新型コロナウイルスのクラスターの件数を新たに公表した。【Joint編集部】
12日0時までの直近1週間で766件。前週から43件増えた。増加はこれで8週連続。これまでの累計は1万7957件となっている。
増加幅は先週より小さかったが、1週間の報告数は2週連続で700件を上回った。
加藤勝信厚労相は14日の専門家会合で、直近の感染状況について「新規感染者数や重症者数、死亡者数ともに増加傾向となっていて、病床使用率も上昇傾向にある」と説明。「今後の変異株の置き換わりや年末年始に伴う接触機会の増加などが感染状況に与える影響に引き続き注意が必要」と指摘した。
そのうえで、「冬は帰省や受験など大切な時期。国民の皆様には、オミクロン株対応ワクチンの年内接種とあわせて、マスクや手洗い、3密の回避、換気といった基本的な感染防止策の徹底を心がけてほしい」と呼びかけた。
出典:JOINT
Parts:
内容:お役立ち資料