メディカルサポネット 編集部からのコメント認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けするのが「認知症サポーター」です。地域住民、金融機関やスーパーマーケットの従業員、小、中、高等学校の生徒などが認知症サポーター養成講座を受講し、3月末には「認知症サポーター」が1000万人を超えました。2020年度末までに1200万人を目指しています。 |
認知症の人やその家族を支援する「認知症サポーター」が初めて1000万人を超えたことが、サポーターの養成などに携わる全国キャラバン・メイト連絡協議会の集計結果で分かった。【松村秀士】
同協議会によると、3月末時点での全国の認知症サポーターは1000万2300人で、サポーターの養成講座の講師を担うキャラバン・メイトは14万9289人だった。
1000万2300人のサポーターのうち、最も多かったのは、自治体や地域で養成された「自治体型」で943万8721人。これに、全国規模の企業や団体によって養成された「企業・団体型」(46万9333人)、広域からの参加者によるシンポジウムやフォーラムによる「啓発型」(9万4246人)が続いた。
認知症サポーターをめぐっては、2017年7月に開かれた「認知症高齢者等にやさしい地域づくりに係る関係省庁連絡会議」で、新オレンジプランでの数値目標の更新が公表された。それまでのサポーターの養成状況を踏まえ、20年度末までの養成数を1200万人(従来は17年度末までに800万人)に増やす方針が掲げられた。
出典:医療介護CBニュース
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