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2018.06.20
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大阪北部地震、DPATが待機 精神科病院の被害報告なし

メディカルサポネット 編集部からのコメント

18日の大阪北部地震を受けて、厚生労働省がDPAT(災害派遣精神医療チーム)の活動状況を発表しました。精神科病院の被害報告はなく、担当病院が対応を行っています。透析については一部病院で対応を行っています。被災者が被保険者証を保険医療機関に提示できない場合でも、医療保険による受診が可能です。

 

厚生労働省は19日、大阪北部地震に関するDPAT(災害派遣精神医療チーム)の活動状況(午前6時現在)などを発表した。精神科病院の被害報告はなかったが、大阪府DPAT(府立精神医療センター、さわ病院、阪南病院)などが待機している。【新井哉】

 

厚生労働省が発表したDPATの活動状況

 

厚労省によると、待機しているのは、大阪府DPATと兵庫県DPAT(県こころのケアセンター、県こころの医療センター)、滋賀県DPAT(精神保健福祉センター)。精神科病院の被害報告はないが、厚労省は「引き続き情報収集に努める」としている。

   

透析医療機関も被害を受けた。大阪府内の被災報告は13施設あったが、このうち9施設は透析が可能だという。

   

患者用の給食提供や医療保険に関する対応も行われた。厚労省は、ガスの供給停止で院内調理ができない病院への支援を業界団体に要請。また、被災者が被保険者証を保険医療機関に提示できない場合に備え、医療保険による受診が可能であることを都道府県に連絡した。

 

  
出典:医療介護CBニュース

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