メディカルサポネット 編集部からのコメント2018年6月1日に改正施行された「医療広告ガイドライン」ですが、3月末に厚労省が行った調査では、603件サイト中160件が違反状態でした。最新情報を確認の上、自サイトの修正がまだな場合は急ぎご対応ください。 |
虚偽・誇大表現など、医療機関の不適切なウェブサイトを監視するための「ネットパトロール事業」で、2017年度中に「医療広告ガイドライン」違反の疑いがある603件のサイトの審査が行われ、このうち160件に違反が認められたことを厚生労働省が明らかにした。【齋藤栄子】
「ネットパトロール事業」は、特設サイトの運営と審査、違反している医療機関への通知までを、厚労省が事業者に委託して実施している。17年8月24日に特設サイトをオープンして、一般からの情報を募った。
違反の疑いがあるとして審査を行ったサイト603件のうち、一般からの通報は494件で、事業者のキーワード検索によるものが109件あった。
審査の結果、系列の医療機関も含めた517機関のサイト160件に違反があるとし、事業者は17年度中に352機関へ違反を知らせた。3月31日時点で「改善を確認」が97機関、「修正中・修正依頼中」が86機関、「リスティング広告取り止め」が162機関で、「未対応」は7機関。事業者は、通知から1カ月をめどに改善状況を確認しており、改善が見られない場合は該当する自治体へ情報提供する。
出典:医療介護CBニュース
Parts:
内容:お役立ち資料