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2018.05.25
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障害児施設に公認心理師を配置へ 厚労省が実施要綱を改正

メディカルサポネット 編集部からのコメント

虐待を受けた児童に対して心理指導を行われています。厚労省は、障害児施設の心理指導担当職員配置加算の実施要綱を改正しました。公認心理師の第1回試験は9月9日に行われる予定です。

  

厚生労働省は、障害児施設の心理指導担当職員配置加算の実施要綱を改正した。入所している児童に対して、高度で専門的な支援を提供するため、「公認心理師の資格を有する者を配置することが望ましい」としている。【新井哉】

  

 

福祉型障害児入所施設や医療型障害児入所施設では、心理指導担当職員を配置し、虐待を受けた児童に対して心理指導を行っている。

 

職員配置加算の対象施設の要件については、児童福祉施設の設備などの基準で定められた児童指導員や保育士などの定数のほかに、心理指導担当職員を1人以上配置することを求めている。また、心的外傷のために心理指導が必要と児童相談所長が認めた障害児が5人以上いることも要件となっている。

 

心理指導担当職員については、大学の心理学専修の学科を卒業し、個人・集団心理療法の技術を身に付けている必要がある。今回の実施要綱改正では、公認心理師の第1回試験が9月9日に行われることなどを踏まえ、公認心理師の有資格者の配置が盛り込まれた。

 
出典:医療介護CBニュース

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