メディカルサポネット 編集部からのコメント医師の働き方改革に関する病院の取り組み状況について、厚生労働省は、「関係法律の整備に関する法律案」「緊急的な取り組み」の周知と対応促進を都道府県に求めています。 |
都道府県医療勤務環境改善担当課長会議(18日、厚労省)
厚生労働省は、医師の働き方改革に関する病院の取り組み状況について、全国の病院を対象に10月に調査を行う方針だ。医療勤務環境改善推進室の西井章浩室長補佐が、18日に開かれた都道府県の担当課長を集めた会議で明らかにした。【齋藤栄子】
西井室長補佐は、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案」と、医師の働き方改革に関する検討会がまとめた「医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取り組み」の周知と対応促進を、働き方改革の2018年度の柱にするよう都道府県に求めた。
また、勤務環境の改善に取り組む医療機関への訪問支援計画を都道府県が立て、医療勤務環境改善支援センターに実行を依頼するなど、都道府県の主体的な取り組みが必要だとした。これらが実行された10月ごろに、その結果を調査し、さらに指導が必要な医療機関の情報を都道府県へフィードバックするとした。
医療機関への訪問では、医療労務管理アドバイザーと医業経営アドバイザー間の「連携が重要」で、すべての医療機関を訪問して正確な記録を取るよう求めた。
出典:医療介護CBニュース
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