メディカルサポネット編集部からのコメント「労働時間等設定改善法」の改正案に、「勤務間インターバルの確保」「深夜業の回数」「夜勤中の仮眠の確保」が明記された要望書が提出されました。日本看護協会は、今後もさまざまな見直しを行う意向です。 |
日本看護協会(日看協)は、「労働時間等見直しガイドライン」の改正の際に、終業から次の始業まで一定の休息時間を設ける「勤務間インターバル」の確保などを盛り込むことを求める要望書を、厚生労働省労働基準局に提出した。【松村秀士】
今通常国会に提出されている働き方改革関連法案のうち、「労働時間等設定改善法」の改正案には、勤務間インターバルの確保を事業主の努力義務とすることが明記されている。
日看協によると、福井トシ子会長が19日、山越敬一・労働基準局長を訪問して要望書を提出した。同ガイドラインを改正する際には、▽勤務間インターバルの確保▽深夜業の回数▽夜勤中の仮眠の確保―を明文化するよう要望。また、「指針に盛り込まれることで標準化され、現場でもマネジメントしやすくなる」と主張した。
山越局長は、働き方改革関連法案が成立した際は、労働時間等設定改善法に基づいてさまざまな見直しを行うと明言。また、PDCAサイクルによる医療従事者の勤務環境の改善について、「医療勤務環境改善支援センターを通じて支援していきたい」と述べたという。
出典:医療介護CBニュース
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